「お呼びですか?」の電話は もう来ないけれど 長い旅にでも出たと 思っているぞ 何日も掛けないことも多かったから (電話的な意味で) 私たちはきっと なぁ 大丈夫だよな これまでは二人で 乗り越えた色んなこと 例えばまさに 「今」 みたいなことを これからは独りで 乗り越えていかなくては それが本当はいちばん 心細い この歌がお前に 届くことはないだろうが 私情を皆に聞かせて 申し訳ないが いつかお前の所へ 私が逝く時 ボロボロでも絶対に すぐに見つけろよ 「ありがとう」と言えるまで どこかで見てろよ 「ありがとう」と言っているのだ どこかで見ててくれ |